
低酸素トレーニングの効果

低酸素トレーニングによって、腎臓でエリスロポエチン(造血ホルモン)が分泌され「ヘモグロビン」が増加します。
酸素が少ない環境では、乳酸が分泌されやすく「乳酸耐性」が上がります。
また、低酸素刺激により、「毛細血管」の増加、「ミトコンドリア」の増加・質の向上が認められます。
「心肺機能」は向上し、「VO2Max」や「ランニングエコノミー」などのランニング能力の指標が高まります。
過酷な低酸素環境では、呼吸苦などのストレス耐性が高まり「精神力」も鍛えられます。
また、「脂質代謝」が促進し、エネルギー消費が増え「減量効果」も期待できます。
まさに、ランナーが速く走るために必要な能力を高めることができます。
低酸素トレーニングの方法
酸素濃度の低い高地に行けなくても、高地を再現した場所でトレーニングを行うことができます。
マスクを着用する方法もありますが、不快感などのデメリットがあるため、当施設では低酸素ルームを設置しております。
通常のトレーニング効果を高めるだけでなく、軽いジョグを行うだけでも酸素の利用効率を高める効果が期待できます。
ただし、トレーニング効果は「1~3週間程度」と言われており、長く持続しないため継続的に行うことをオススメします。
低酸素トレーニングの注意点
・負荷が高いので、徐々に体を慣らしていくこと。
・体調不良時には、無理におこなわないこと。
・めまい、吐き気、頭痛など症状があれば、即中止すること。
・脱水になりやすいので、こまめに水分補給をすること。
・貧血状態ではトレーニング効果が得られない。
・不整脈、冠動脈疾患、重度な高血圧など持病がある方は行わないこと。
・低酸素トレーニングの効果には個人差があります。
低酸素トレーニングのオススメの使い方
トレーニング負荷を高める
低酸素という過酷な環境でトレーニングすることで、その負荷を高めることができます。
いつも以上に体に対して負荷がかかり、エネルギー消費量も高まるため、減量効果やダイエット効果も期待できます。
なお、低酸素でのVO2Maxトレーニングは、心肺機能への負荷が高すぎると考えており、個人的にはLT程度の負荷のトレーニングをオススメします。
10km~ハーフマラソンのレースペースくらい(低酸素なのでペースは落とし気味で)、最大心拍数の85~90%を目安に、計20~30分間を目安に行いましょう。
例)6分×4~5本(r1~2分)、10分×2~3本(r2分)、20~24分間走(いわゆる閾値走)
リカバリーを促進する
低酸素での軽めのジョグを行うことで、リカバリーを促進することができます。
低酸素刺激によって酸素利用効率も高まりますし、体に程良い刺激が入り回復を促してくれます。
まさに、普段のリカバリージョグの質を高めてくれるため、次のポイント練習や本番のレースに向けて利用するのをオススメします。
例)30~40分間の早歩き、イージージョグ
酸素利用効率を高める
低酸素環境下で、日常生活を送るだけで、酸素利用効率を高めることができます。
ちなみに「Living High,Train Low」(高地で生活して、低地でトレーニングを行うこと)が理想的であり、世界のトップランナーで主流となっています。
低酸素環境で滞在することで、酸素利用効率を高め、低地での競技パフォーマンスを向上させます。
高地のために遠征しなくても、当施設を活用すれば「Living High」を実現することができます。
大切なレースの日のために活用してもいいでしょう。
提携パートナー
当施設では、ダイキン様の低酸素装置「OXORA」を利用させて頂いております。


